まもなく新築工事が着工します。これからはじまる新しい暮らしをお施主様と一緒に作り上げてまいります。
雨のなかでの地鎮祭でしたが「”雨降って地固まる”と言われるように実は縁起が良い日なのです」と神主さんが仰っておられました。その言葉がとても印象的でした。完成まで、引き続きよろしくお願いいたします。
地盤調査を行いました。家を建てる前に地盤の支持力(地盤の硬さ)を調べることを地盤調査といいます。弊社ではスウェーデン式サウンディング試験という調査方法を採用しております。先端がスクリュー状になった鉄の棒におもりをつけながら回転させていき、回転数やおもりの重量から地盤の強度を調べ、調査結果に基づき地盤改良工事が必要か判断をします。今回地盤改良は不要との判定でした。
基礎着工いたしました。型枠をはめて地面の湿気が床下に上がってこないように防湿シートを敷きました。この後、配筋施工を行ってまいります。
基礎配筋を施工しました。基礎は土地と建物をつなぐ大切な部分です。鉄筋を格子状になるように配置し結束します。その後、瑕疵担保の会社(第三者機関)による配筋検査を受けます。
土台にコンクリートを流し込んでいきます。コンクリートを流し込んだ後に「バイブレーター」と言う振動機を使いコンクリートの中の空気を抜きます。
基礎立ち上がり部分にコンクリートを流しこんでいきます。この後、養生してコンクリートがしっかりと固まるのを待ちます。
基礎ができあがりました。立上り基礎から出ている金物は、基礎と土台を結び付けるアンカーボルトです。
土台と断熱材を施工しました。外気の侵入を防ぐため養生テープをします。
こちらは朝の様子です。1階の柱や梁が組まれています。大工の方々やクレーンの方の連携プレーにより、スムーズに進んでいます。熱中症にも気を付けながら安全第一に行ってまいります。
午前中の作業はここまで。2階の床と柱まで出来上がりました。柱には1本1本に、配置される場所の番号が印字されています。この印字の通りに柱を立てていきます。
屋根の形がわかるようになりました。この屋根形状を「片流れ(かたながれ)」と言います。太陽光発電システムが一般の住宅に設置され始めた頃から多く見かけるようになりました。
耐力面材がつきました。耐力面材は面全体で力を受け止めるので地震や台風に強いのが特徴です。大きく空いているとには窓が付く予定です。
スレート屋根はカラーが豊富です。雨音などが響きにくい防音性・熱を伝わりにくい耐熱性に優れています。
サイディングを施工中です。防水シートとサイディングとの間は通気層(=空気の通り道)になっていて、湿気を放出・乾燥させ、結露防止の役割を担っています。
内部では断熱材を施工中です。断熱材があることで外気温の影響を受けにくくなるため、室内を一定温度に保てます。冬は熱を逃がさず夏は外からの熱が入ることを遮断できるため、エアコンの効きが良く経済的です。
軒天や破風に塗装を行っています。塗装材のカラーは豊富なのでお客様のご希望に合わせたお色にできます。
足場が取れ、お家の外観を見ることができるようになりました。玄関ドアにアクセントがある外観となっております。
石膏ボードを貼っていく作業が進んでおります。ドアなども納品されました。完成まであと少しです。
床と壁のつなぎ目になるところに巾木を付けています。巾木は掃除機を使用する際に壁にぶつけてクロス等を傷つけない役割があります。今、床は養生されていて分かりにくいですが、みなさんのお家にもあるので是非見てみてください。
洗面所に埋込タイプの物干しを付けます。埋込寸法に合わせあらかじめ開口しておきます。
階段を施工しています。階段は①段板②蹴込板③側板のパーツがあり、大工さんの手により組み立てていきます。階段下スペースは玄関のシューズクローゼットとして有効活用です。
グレーのタイル調のアクセントクロスです。タイル調ひとつにしてもたくさんの種類があるので悩みますね。
茶色の石積み柄の外壁材でシャープな陰影が素敵ですね。グリーンの屋根ととてもマッチしています。プランご提案の際にはお施主さまご自身で手書きのプランを書いてきてくださいました(そして完成度がすごい!)。それぞれご要望を伺い、確認をしながら進めさせていただいた日々が懐かしいです。