以前は小屋が建っていた敷地に新築することになり、解体を行い整地が完了しました。これから工事がはじまります。
地鎮祭を執り行いました。地鎮祭とは家を建てる前に、その土地の神様に土地の使用を許可してもらう儀式です。
また、建物の工事の安全と家の繁栄を祈願する儀式でもあります。地鎮祭を行うか行わないかは、施主様によって決めて頂きます。
家を建てる前に地盤の支持力(地盤の硬さ)を調べることを地盤調査といいます。地盤が緩いと重さに耐えかねて家ごと傾いてしまいます。調査結果に基づき地盤改良工事が必要か判断をします。今回地盤改良は不要との判定でした。
基礎着工しました。基礎は建物の土台となる大切な部分です。こちらは配筋施工中で鉄筋を格子状になるように配置し結束しているところです。この後、瑕疵担保の会社(第三者機関)による配筋検査を受けます。
配筋検査が終わり、コンクリートを流し始めます。その横で「バイブレーター」と呼ばれる振動する棒を使い気泡を抜くとともに隅々までコンクリートがいきわたるようにします。
土台のコンクリートが固まったら、立ち上がりの部分に型枠を組み立てコンクリートを流していきます。
黒い箱から銀色のダクトが延びています。こちらは第一種換気システム「マーベックス」です。外から取り入れた新鮮な空気を床下で熱交換し室温に近づけた状態で室内へ送り出します。第一種換気は計画的に家中の空気を入れ替えることができます。
上棟当日の朝です。1階の柱が組まれ始めています。
朝から着々と進められお昼前には2階部分が組まれました。落下防止のためのネットも付けて安全第一で行っております。
屋根の垂木(たるき)が付けられました。垂木とは屋根の斜面に沿って縦方向に取り付けられる木材です。防水シートや屋根材などを支える重要な部分になります。
ガルバリウム鋼板の屋根材がつきました。軽量で耐久性に優れた屋根材です。スタイリッシュなモダンなお家によく合います。
こちらは南面の窓になります。お部屋の明るさを決める大切な窓です。種類も大きさも豊富ですが、お部屋に対して大きすぎると家具の配置にこまりますし、小さすぎるとうす暗い感じになってしまいます。適したサイズの窓を選ぶことがポイントです。
吹付断熱とは屋根や壁に断熱材を吹き付けて、住宅の断熱性や気密性を確保・向上させる施工方法です。
床暖房のパネルの上に床のフローリングを施工しています。フローリング材を貼り終わると完成まで養生材で床を保護します。
数値が小さいほど隙間が小さく気密性能が高いと言われます。内気の流出や外気の流入を防ぎ、冷暖房効率が上がり経済的でもあります。こちらのお家ではC値=0.3と良い数値になりました。
電気工事も進んでおります。キッチンの下がり天井には間接照明が入る予定です。
防水シートを施工後、サイディングを取り付けるための胴縁を打っていきます。その後サイディング施工となります。外壁はホワイト1色でモダンな雰囲気になっております。
大工工事も終盤にさしかかりました。石膏ボードを貼り付けています。こちらは吹抜けになるところで、足場となる仮の床材がついております。
クロスを貼る前に「パテ」で壁や天井にあるビス穴をふさいだり、石膏ボードの継ぎ手の目地を平らにしていきます。これによりクロスにデコボコが無くなり滑らかな仕上がりになります。
吹抜けは開放感のあるアイアン手すり(塗装前)です。こちらはオーダー商品でデザインは施主様と相談のうえ決定しました。
リビングの吹抜けは内部足場が組まれました。
水まわりが設置されると一気に生活空間がイメージできるようになります。
吹抜けホールのサイズに合わせ造作で仕上げました。黒色のアイアンが空間を引き締めます。まもなくお引き渡しです。なお、オーダー商品もご相談承っております。
新築一戸建て工事完成しました。ご主人は明るいリビングに大満足の様子でした。弊社では施主様のご要望に合わせ一つ一つ丁寧に対応させて頂いております。